最大で自重の30%もの水分を吸収できるウールは湿気を素早く取り込み、
温度に合わせてゆっくり放出する天然のエアコン。
スリーピングバッグに使用しているのはGrüeziだけ
- FEATURES
- 丈夫・天然素材
- 抗菌作用
- 自然分解可能
- 再生可能
- 吸湿
なぜ、WOOL?
第1に WOOL は温度調整機能が優れています。
WOOLを使用した環境下で汗をかいたり、凍えたりすることは殆どありません。 幅広い温度帯で快適に過ごすことが出来るのがWOOLの特徴です。
もちろんWOOLにも限界はあり、寒すぎたり暑すぎたりすればWOOLを使用していても凍えたり、汗をかいたりします。しかし、私たちが快適に感じる温度帯は化繊やダウンに比べるとWOOLははるかに広いのが特徴です。
第2にWOOL 自体が多くの水分を吸収、放出することができます。
WOOL自体は湿っているように感じることなく、自重の30%まで水分を吸収できます。そしてWOOLは水分を含むと暖かくなります。それゆえスリーピングバッグにWOOLを使用することで内部の環境は適度に乾燥した睡眠に快適な気候にコントロールできるのです。これが快適に眠るための必須条件となります。
WOOLは完璧な天然のエアコンなのです。だからウールの服を着たり、ウールの毛布の下で眠るときに私たちはとても快適に感じるのです。睡眠中に体温調節のために体内で調整することが少なくなればなるほど、睡眠は深くゆったりとしたものになります。それは体力を回復させるために必要なことであり、次の冒険のための必須条件なのです。
さらに、ウールは丈夫な天然素材で、生分解性があり、再生可能な原料です。残留物を残さずに分解することができるし、毎年剪断することができます。エコロジーを重視する消費者にとって、ウールは理想的な原料です。
WOOLとスリーピングバッグの関係
一番大変だったのは、適量のウールをどの位置に配置するのが最適なのかを見つけることでした。スリーピングバッグの中にウールを入れ過ぎると温かくなりません。ウールはスリーピングバッグの中の水分をすぐに吸い取ってしまうので、逆に蒸発して寒くなってしま うのです。多くのテスト結果から、スリーピングバッグ1枚あたりの適量とスリーピングバッグのサイズを決めています。また、重要だったのは、体との距離と、その前にフレーク状の化繊断熱材を入れて蒸散速度を抑えることだったです。
グリュエッツィバッグ/バイオポッドシリーズの全製品に断熱材としてウールが使用されています。現在、2種類の異なるウールフィリングが使用されています。
(Almwolle と DownWool)
WOOLと合成繊維の比較
合成繊維に比べて、ウールはその調湿機能でより良い睡眠環境を提供します。ウールは断熱性に優れ、生分解性のある再生可能なエコロジー素材です。さらに、ウールは抗菌性があるため、スリーピングバッグの衛生面でも優れています。しかし、ウールは合成繊維よりもかなり高価です。
WOOLとダウンの比較
ウールとダウンを比較してみると、上質なダウンの断熱性(保温力)は他の追随を許さないと言えます。しかし、ダウンは湿気にかなり敏感です。湿度が高すぎると、ダウンの繊細な構造が崩れてしまい、断熱力が大幅に低下してしまいます。ダウンに比べて、ウールは断熱性を失うことなく、多くの水分を吸収することができます。このことは、特に睡眠の環境、ひいては睡眠の質に良い影響を与えます。
世界で唯一 Grüeziが開発した革新的スリーピングバッグ用フィリング
吸湿性の高いウールを最適な割合でブレンドすることで、
ダウン本来の断熱性をキープし身体に心地よい睡眠環境を創り上げる。
- FEATURES
- ダウン本来の機能を最大限発揮させる理想的な素材配合率
- ダウンとウールを永久結合させる特殊構造
- 軽量
- 速乾
- 洗濯可能
断熱性(保温力)、重量、寝心地の理想的なバランスために、ダウンウールを開発。
ダウンウール*は、RDS 認証を取得したダックダウン70%(90/10で650+Cuin、天然脂肪率が高い)と精製ウール30%を使用した革新的なハイエンドフィリング(充填材)。 開発時の問題点は、ウールをダウンと永久的に結合させて新しい素材にすること、ウールの吸湿性を損なわずに、洗濯を可能にさせる必要でした。
ダウンウール*に優れた就寝環境を持たせるには、ウールとダウンの適切な配合率が欠かせません。ウールの使用量が多すぎると気化熱によってスリーピングバッグが冷たくなり、ウ ールの割合が少なすぎると、ウールの持つ湿度調整機能が失われてしまうからです。沢山のテスト結果から最適な配合率を決定しています。
ダウンは軽量でありながら非常に高い断熱性を持っていますが乾燥しているときのみです。湿度が高くなると、ダウンの微細な構造が崩れてしまうので湿気の多い環境ではダウンの断熱効果(保温力)はかなり低下してしまいます。
しかし、ウールも断熱性は非常に優れていますが、断熱性を失うことなく湿気を吸収することができます。それがダウンと比べたウールの大きなメリットです。また、温度調節能力が優れており、抗菌効果もあります。ただし、ダウンに比べてやや重量が重いのが難点です。
ダウンウール*は、ダウンとウールを完璧な比率で混合しています。ダウンとウールが永久的に結合するように、技術的に複雑なプロセスを開発しました。
ダウンウール*は、ダウンのみのフィリングに比べて湿気に強いため、高湿度下での保温性に優れていることです。また、アルパインウールのような純羊毛のみのフィリングに比べて、ダウンウール*は非常に軽いという利点があります。ダウンウール*のユニークな素材ミックスにより、最高の断熱性(保温力)と軽量化が実現し、理想的に乾燥した睡眠環境を提供します。
* ダウンウールはグリュエッツィ・バッグ社の製品です。
天然エアコン機能を効果的に発揮させるシート素材
高品質天然ウールをシート状に積層化することでコールドスポットを作らずに
スリーピングバッグ全体をムラなく快適な環境に整えます。
- FEATURES
- 厚さ1㎝のシート状100%天然素材
- 天然エアコン効果で湿気を吸い取りドライに保つ
- 湿った状態でも発揮させる断熱効果
- 抗菌、防臭効果
- 生分解可能かつ再生可能素材
- 洗濯可能
- 速乾
- 取り扱いが簡単
アルムウールは、ウールとコーンスターチ(PLA)を組み合わせたものです(両方ともに天然素材)。ウール繊維をコーンスターチで接着することで積層化しています。これにより、 厚さ約1cmの大面積のウール層材ができあがります。
ダウンのスリーピングバッグのようなチャンバーやキルティングの縫い目が不要なのがメリットです。それにもかかわらず、アルムウールはスリーピングバッグの中でズレることもなく、コールドスポットもありません。快適でドライな睡眠環境を大切にしながらも、重さには妥協したくないという方には、アルムウールは最適なソリューションです。
フィリングにアルムウールを使用したスリーピングバッグは、主にプラスの温度帯での使 用を想定して開発されています。仮に氷点下での使用に適したアルムウールを使用したスリーピングバッグを開発しようとすると、重量やパッキングボリュームが大きくなりすぎてしまいます。
アルムウールはドイツ・フランケンの専門家である Bauer Vliesstoffe によって生産されています。アルムウールは洗濯可能で、従来のウールよりも早く乾きます。アルムウールに使用されているウールは、アルプス地方の羊から採取されたものです。
軽量で独立した発熱体ユニット
モバイルバッテリーと繋げて30分程度でスリーピングバッグ
全体は程よく暖まり、その後はその温度をキープしてくれます。
- FEATURES
- モバイルバッテリーに繋ぐだけのシンプルな構造
- 軽量
- 洗濯可能
オーストリアに本社を置くヒーティングユニットの専門メーカーアルペンヒート社の発熱 体ユニットを使用。USBコードをモバイルバッテリーに繋ぐだけで暖まり始めます。
5000mAhで約1.8時間。10,000mAhで3.6時間使用できますが、約30分程度で十分暖まり、その後はスリーピングバッグがその温度をキープします。温度は45°Cを超えない範囲で使用してください。暑すぎて快適な睡眠が取れません。