入院して1ヵ月がたちました
2002年11月20日 手紙
入院して1ヵ月がたちました。毎日毎日ベッドの上だけでの生活にもあきてきました。しかし、一年中肉体を酷使し紫外線を浴びつづける生活をしている私には、この様な時間があっても良いと思ってます。時には階段登りなどもしますが手術前に運動してもリハビリとしては意味がありませんが、気分はリフレッシュします。午後は多くのみまい客が来てくれるので時間はつぶせます。友人たちは私が落ち込んでいるのではと思っているようですが、今のところ気分はOKです。たしかに凍傷により今回手足あわせて10本(多分)の指を失うことはクライマーとしての生命をも失うことになるかもしれない大問題です。しかし私はギャチュンカンの中で私が持っている最大限の能力を出しきって生きて帰れたので、くいはありません。むしろ喜びを感じてます。
今はいつの日か山に戻っていけるだろうと思いながら、ゆっくり、のんびり、やっていこうと思います。
ちなみに、手術予定は12月上旬です。今回の記録が、ロックアンドスノー・山と渓谷・岳人などに出る予定です。見てみてください。
※スライドも一緒に送ります。
ギャチュンカン登攀中のは今はなく、近くの山で順化しているものなどです。
手術後などに、また書きたいと思います。
それでは…
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