4月から挑戦していたミズガキの5.12dのルートに成功しました。ルート名は現人神(あらひとがみ)、2年ぐらい前に初登されたルーフクラックですが5日、のべ7回のトライでした。ギャチュンカン登攀後、クライミングを再開して1年と10ヶ月、最近では最高グレードの成功です。
以前、知人からこのルートの話しを聞いたとき、手足のハンディをあまり影響しないのではと考え、密かに計画を温めてきました。
昔はオールランドにスラブ、クラック、フェースとそこそこ登れていました。現在はルートによって得意不得意がはっきりしていますが、これは残念ながら仕方ないことです。
とりあえず今回のこの成功は今後も良い思い出と残るのは確かでしょう。
それと今年はもう一つ大きな目標がありますが、現在それに向け準備中です。
話は変わりますが先日、穂高屏風岩のパラノイアを単独で登ってきました。壁の中ではテントも張らず夕暮れのなかツバメが飛ぶ姿を眺めながらの気分の良いビバークでした。