先月、目標だった現人神(5.12d)も登れたので

2005年6月20日

先月、目標だった現人神(5.12d)も登れたので今月はのんびりと誰も触れていない石ころを見つけてはボルダリングを楽しんでいます。

昨年まで12年間住んでいた家は、歩いて5分ぐらいの渓流に石ころがたくさんあり時々訪れていましたが、その頃はもちろん登っている人に会うことはなくチョークの跡もありませんでした。また暑い日などは、よくそこで素っ裸になって泳いだり、友人と流しそうめん大会も開いたこともあります。

近頃その石ころ群(むかし道ボルダー)が人気あるようで先日も家から自転車で遊びに行くと、たくさんチョークの跡があり多くの人が登っていること解りました。以前、僕が考えていたが登れなかったルートにチョークの跡を見つけると何故か先を越された悔しさなどは無く、むしろ登った人の能力の高さ思うと嬉しくなると同時にうきうきもしました。

5日前は、15年ほど前に遊んだことのある石ころたちを登りに行きました。
久しぶりに訪れたその場所は相変わらず誰も登った跡が無く少々脆い岩に苦労しながらも楽しめました。もちろん僕と妙子とでは難しい所は登れず易しいラインばかりで遊びました。多分この場所も能力の高いボルダラーがくればもっと高難度ラインが出来るでしょう。

話しは変わりますが月刊、新潮(7月7日発売)に沢木耕太郎さんが、ギャチュンカンを中心とした長い文書を載せます。ゆくゆくはそれを本としてまとめるようです。長期間取材を受けましたしノンフィクションの第一人者が書くのですから僕自身が書いたギャチュンカンの記録よりも素晴らしいでしょう(僕は中国に遊びに行ってしまうので読めませんが)暇な人は読んでみてください。

記事一覧へもどる