スコットランドでのクライミングを楽しんできました
2006年2月24日
スコットランドでのクライミングを楽しんできました。当初ニュージーランドでのクライミングを考えていましたが、パートナーである友人の休暇の関係もあり中止しました。次に考えたのが、コロラドなどでのスポーツミックスルートでした。しかし、これから自分が向上するために必要な経験をするのには、アルパインクライミングの本場であり伝統を重んじるスコットランドがトレーニングに最適に思えたのです。
2月6日 グラスゴー空港に予定より1時間以上遅れ到着。道に迷いながらレンタカーで北上するも睡魔に負けて車中で寝ました。
2月7日 BEINN DORAINと言う岩場を目指すが、激しい雨のため発見できず、初日は悲しい結果に終わる。夕方、フォートウイリアムの1泊12.5ポンドのホテルに入る(4年前も同じ宿でした)。ドーミトリーの部屋だが我々だけで独占です。また装備も乾かせ快適でした。
2月7日 最も有名なBEN NEVISへ。2時間の歩きで到着してみると異常に氷が発達していない。がっかりした我々だったが、それでも短いながら稜線に突き上げるミックスルートを登りきり視界の悪い頂上に到着したのです。
2月8日 地元のガイドの薦めからAONACH MORにむかう。有名なスキー場らしいが雪が少なくスキーヤーは少なく、その代わりにクライマーがかなり多い。日本の八ヶ岳のようなポピュラーな場所なのだろうか。ケーブルカーに乗り、その後1時間30分の歩きで岩場に。迫力には欠けるが楽しめるアルパインのゲレンデという感じであった。それでも素晴らしい事にピトンなどの残置物は全く無かった。日本の岩場もこうでありたいものです。
2月9日、最終日はGREAG MEAGAIDHへ。迷いながら駐車場に到着後、2時間の歩きで岩場に。多少氷が発達している標高差400メートルのルートに向う。今回のスコットランドでのクライミングでは最も楽しめたルートだった。特に雪煙を巻き上げる稜線へは、まさしく僕達がスコットランドに求めていた美しくも激しいクライミングでした。
今まで自炊でしたが、その晩は有名なフィシュ アンド チップをバーで食べました。しかし休日のためホテルはどこも満室だったので初日と同じように汗だらけの体のまま車中で寝るしかありませんでした。そして翌日汚い体のまま飛行機に乗り日本に帰りました。僕達は短い日数ながら、そこそこ楽しみました。
今思うのは来年も・・・と考えたりします。
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