どうしても成功させたいルート

2007年2月11日

まさにプロジェクトX。どうしても成功させたいルートがあり、ある岩場に頻繁に通っている。しかし登れない。

テーピング、ストレッチ、液体チョークを塗り、動きをイメージ、呼吸を整えスタート。こんな事を何回繰り返しただろう。いつもの一連の動作、しかし爆発的な力を発揮しても左手がわずか3、4センチ先のホールドに届かない。いつも10メートルほど登った同じ核心部で落ちてしまうのだ。何がいけないのか?右手の引きつけ?右足股関節の柔軟性?

いつかは登れるだろうが、できれば今シーズン中に成功させたい。暖かくなり湿度が増す前の3月中が勝負だ。
最近は成功後の祝賀まで考えているのに。回転すしで皿の色を気にせず、食べたいだけ食べる計画まで出来ているのだが。
と言うわけで冬は山も登らなければならないし、岩も登らなければならないので忙しくて仕方がないが、明確な目標があるのも幸せなことだと思う。

ちなみに今月号の岳人にアメリカでのクライミングの旅の報告を書いています。機会があったらご覧ください。

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