最近、次々にアイディアが閃きます。それは実際の岩に行った時や、地図を眺めている時、近所を散歩している時などです。自分の能力を超えない範囲で全力で楽しめる課題を見つけるのは、昔から得意としてきました。しかし面白そうなことが頭に浮かぶのは、その時々波があるようです。

６月下旬　瑞牆山の植樹祭エリアに登りに行った際、その岩を一目見たときから、感じました。すでに登られている３本のルートの一部を繋ぎながら右上したら壮大なラインになることに。梅雨でチャンスはなかなか巡ってきませんでしたが、７月中旬、岩は少し濡れていて、コンディションとしては良くはありませんでしたが、登りきることができました。最初の直感どおり色々な動きが楽しめるうえ、ラインも素晴らしいと、自我自賛です。

また先日は、城ヶ崎海岸のオーシャンロックに遊びに行ったとき(当初の目的は潜ることでした)　岩の端からは端へとトラバースしたら爽快だろうと感じました。

技術的には難しくないものの、足元に広がる海を感じながらの７０ｍの横移動は、いつものクライミングとは違う喜びがありました。慣れ親しんでいた岩が違ったものに見えもしました。

さて現在、北アルプス、岩壁、沢　単独、これらをうまく組み合わせて、長期間縦走してみようかと思案中です。