むかし道
2014年12月1日
久しぶりに、奥多摩駅から奥多摩湖に続く、むかし道を歩く。妻に両親に親戚の計6名で、のんびりと歩く。
数年ぶりに通ってみると、道が良くなったように思えた。22年前にこの土地に移り住んだ時よりも、多くの木が随分と高くなっている。
小さな沢に巨岩を見つけたので、皆から離れ沢に降り立つと、嬉しいことに素晴らしいクラックが走っていた。何故今まで気がつかなかったのだろう。
吊り橋の上から魚を探しながら、ぼんやりと川の流れを眺めていたら、団体を連れたガイドらしき人に、そこで立ち止まらないでくれと、強い調子で言われたので少しムッときたが、グッと堪えた。
手作りの大きくない水槽に大きな金魚がたくさん泳いでいる。密集度は高いが、沢の水が常に流れ込んでいるので、皆生き生きとしている。
12年間住んでいた道所の朽ちたベンチの上で、インスタントラーメンを3つ作り6人で分ける。日が差さず寒い日だったので、とても美味しく感じた。小雨が降り出したが、高枝バサミを借りて柚子を25個いただく。今年の柚子は染みが少なく全体に奇麗なようだ。
車に乗り家に戻ったときには、雨が強くなり御前山方面は霞んでしまった。
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