
岩では、ヘッドライトが必要なくらい、うす暗いワイドクラックを登った際に、近くで洞穴のような、さらに暗い岩を見つけた。
そこで面白いルートを開拓した。
その岩は技術的には易しいものの、僅かな光が差し込む地上へ抜け出す間際で、小さな穴を通過しなければならない。身体のサイズが大きければ、どんなに努力しても通り抜けるのは不可能だろう。途中で胸や腰が挟まってしまったら、地震が起きたらなどの不安も克服しなければならない。これはクライミングというよりもケービングに近いか。 このルートは体形によっては初心者が登れるのに、トップクライマーが諦めなければならない珍しいルートかもしれない。
暗さの話の続きに。自宅の奥の部屋は日中も陽が入らないので、鏡の利用を考えた。暖かみはあまり感じられないものの、部屋が明るくなった。現在もっと大きな鏡が何処かに落ちていないか探している。
