先月、雑誌「山と渓谷」からインタビューを受けた。

2015年12月16日

先月、雑誌「山と渓谷」からインタビューを受けた。読者に好きな登山家は?という問いに、僕が1位になったからだ。

先月、母親が急病から亡くなった。

息を引き取る3日前、意識がある母に「1番人気があるみたいだよ」と伝えると、喜ぶと言うよりも「当り前でしょ」とでもいう表情をしてベットの上で少し微笑んだ。

評価など関係ないと何時もは考えるが、この時ばかりは、母にこの話を出来ただけでも、1位になって良かったと素直に思った。
子供の頃から今まで、一度も真剣に会話したことは無い。まして山が話題になることも無かった。
でも何処かで生き方を学んできたような気がする「好きなことへ一生懸命になる」ということを。
最近は母親とは年に1度くらいしか会っていなかったが、この「山野井通信」は昔から見ていると聞いていた。

だからこそ近況報告のつもりで書いていたが、はたしてこれからは書いていく意味があるのだろうか。

明るい話を1つ・・増築中の部屋?小屋?屋根まで完成。現在ドアを製作中。

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