まさか38㎝の岩魚が釣れるとは思ってもみなかった
2016年5月26日
近所で渓流釣りを始めて7~8年になるだろうか。まさか38㎝の岩魚が釣れるとは思ってもみなかった。そこは暑い日に時々泳いでいた深い淵だった。その日はボルダリングで全く成果が無かったので、仕方なく竿を出してみるといきなりだった。強い引きで1900円の安物の竿では、折れるのではないかと思えるほど水中に竿先を持っていかれた。粘ること1分、体力が尽きた岩魚を引き上げた。あまりの出来すぎの釣果に興奮は無く、驚くだけだった。
本格的なテンカラ釣りをする人からすれば、ミミズを餌に釣る僕らの方法は邪道なのかもしれない。山で言う、高所登山に酸素ボンベを使い、岩で言うクラックの横にボルトを打ち込むような行為なのかもしれない。しかし夕食のおかずとして釣りをしているので、その辺は勘弁していただきたい。
岩魚を手に車に戻ると小さなマムシがいた。熊に噛みつかれ、昨年はオオスズメバチに顔を2か所も刺され、これでマムシにでも噛まれたら、山で起きる危険を全て体感した登山家と言われそうなので、いったんはペットボトルに入れたが、逃がしてやった。
記事一覧へもどる