知人のヨットに乗り千葉県の蘇我から出航する。大型タンカーを横に見ながら東京湾を南下していく。アクアライン近くで太刀魚を狙う沢山の釣船が浮いていたので、僕らも竿を出してみるが全く反応が無い。再び南に向けは走り出すとトローリング用の竿にイナダが掛った。午後、知人が慎重に保田の港に着岸させると、彼のヨット仲間が出迎えてくれ食事も馳走してくれた。翌日も、今日こそはと意気込んで海に出たが、数匹の小さなサバが釣れただけだった。海釣りには、どうも僕は才能を感じない。

奥多摩湖の水位がとても下がっている。普段は湖に沈んでいるボルダーだが、こんな時には現れるのを知っていた。このレイクボルダーを知っているのは僕だけかもしれない。数年ぶりに現れた岩、一見脆そうではあるが実は固く、ハングしている部分もあるので面白い。大きめのホールドで大胆な動きを楽しんでいると、やはり登る方には才能を感じてしまう。