スポーツ器具の定期的な安全点検について
- スポーツ器具を正しく安全に使用する為には、日常の点検が不可欠です。
点検を行うことで事故を未然に防ぐことができます。 - 「本来の使用目的以外の使用」「誤使用」「製品の改造」は、事故につながります。
大変危険ですので絶対になさらないでください。 - ここでは使用中に事故につながる恐れがあるものの一例を紹介します。
同様の状態が確認されたら、直ちに使用を中止し、修理または交換など適切な措置を取ってください。
紙雷管
紙雷管(競技用・ミニ)
紙雷管は火薬を主成分とした製品です。ハサミや手で半分にちぎる等の行為は絶対にお止めください。大変危険です。
台紙のミシン目に添って切り取ってください。
ハードル
ハードルバーの亀裂
ハードルのバーの亀裂や損傷が認められる状態での競技使用は大変危険です。運搬中に思わぬ怪我や、事故につながる恐れもあります。
異常が認められた場合は、必ずバーの交換を行ってからご使用ください。
エバーマット
エバーマット ウレタン部
中身のウレタンがへたると、着地でバランスを崩して思わぬ怪我、マット外に転落などの事故につながる恐れがあります。
早目にお買換えをお薦め致します。
エバーマット ファスナー部
外被の破れ、糸のほつれでも足を取られて怪我をする場合があります。外被は交換袋として販売しております。早目の交換をお薦めします。
バスケット台
板・リング
写真のような、板の欠損、リング取付金具等のサビにより、リングや板が落下する恐れがあります。
板とリングの交換を行ってください。
ベース
写真の例は、本体のサビに加え、キャスターの変形で傾いています。直ちに使用を中止し、修理・交換をするべき状態です。
ゴール
スチール製ゴール(ベース部・コーナー)
写真はゴールベース部・ゴール上部の結合部にサビが出て腐食が進んだ状態です。結合部の落下による大きな事故につながる恐れが高く大変危険です。
使用を中止し、結合部の状態を確認したうえで、修理またはお買換えを検討ください。
アルミ製ゴール(接続部)
結合部のズレが生じており、落下の危険があります。一時使用を中止し、ボルトを調達してください。
その際、本体に歪みやガタツキがないか確認してください。
バレー支柱
・3ヶ月毎の定期点検箇所の参考にしてください。
・各種ボルト、ネジは必ず、工具を用いて増し締めしてください。緩んだまま使用するとけがをする恐れがあります。
・異状が確認された場合は直ちに使用を中止し、購入先または弊社へ連絡し、修理または交換等の適切な処置を行ってください。
・各種ボルト、ネジは必ず、工具を用いて増し締めしてください。緩んだまま使用するとけがをする恐れがあります。
・異状が確認された場合は直ちに使用を中止し、購入先または弊社へ連絡し、修理または交換等の適切な処置を行ってください。
ネット
ワイヤー
サビやささくれがある金属ワイヤーは、ささくれによる思わぬ怪我、ワイヤー切断による事故につながる恐れがあります。
ワイヤーを交換してください。
ロープ
外被が摩耗して中芯が見える繊維ロープは、ロープ切断による想わぬ怪我や事故につながる恐れがあります。
ロープを交換してください。
とび箱
ヘッド
とび箱ヘッドの帆布の損傷(破れ)は、そのまま使用すると思わぬ怪我や事故につながる恐れがあります。
写真のようにテープで補修するのではなく、帆布の張り替えをしてください。
とび箱
体操マット(外被部)
外被のやぶれ、糸のほつれでも足を取られて思わぬ怪我や事故につながる恐れがあります。外被の張替修理を行うか、お買換えを検討ください。
コースロープ
フロート
フロートが割れたりヒビが入った場合は、テープ等で補修せず、必ず交換をしてください。
巻取器
側板が割れた状態で使用すると、フロートの変形や、割れを誘発するだけでなく、思わぬ怪我や事故をにつながる恐れがあります。
側板を交換してください。